東郷なりささんのスケッチブック。えんぴつで真っ白な紙の上にそこにあるものが描き出されていく。とってもふしぎ。遊びの延長線上にある技術なんだろうと考えてみる。遊びって主体的であり、喜びを源とする思索行動だから、それが積み重なるとゲイジュツって呼ばれたりするんだろう。
『夜明けの人びと』という児童文学を思い出した。
この物語の主人公は、絵描き、形作る男「まがり足」。
「描くこと=いのちの力」
暴力、権力、支配力、などなど◯◯力は色々あるが、
描力はその中でも偉大な力だろう。
「まがり足」は描くことによってその人生を旅する。
最後の方で新しい村へ辿り着いた「まがり足」はこんなことをいう。
「さくだって?さくだって?人間がどうしてさくなんか持たなくちゃいけないんんだ?
人間はさくでかこわれて生まれてくるのかい?….」
ヘンリー・トリース作 猪熊葉子訳 岩波少年文庫2148
カメラもいいけど、スケッチブックもいい。
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