ろばだより
吹雪の森
ふぶきが やんだら
Susumu FujitaSusumu Fujita / 2018.01.01

じっと待つこと。外に出れないくらいの吹雪に遭遇することは滅多にありませんが、じっと待つという経験は少なくありません。雪が降ってるのに、外に出られないのでは冬の楽しみが半分です。でも、待つという経験は大切です。待つときにこどもはいろいろな世界へ思いを巡らせています。自然の命と共感する想像力を養う。それは、自分の気持ちをもとに、小さな生き物たちの気持ちを想像することからはじまります。植物に対しても同じ。自分の感覚をもとに相手の気持ちを推し量ります。そこから相手を知り、違いを知っていく。自分の気持ちを知ることがまず大切。なぜか『コッコさん』を思い出しました。よく見ると、『むぎばたけ』らしき絵本が机の上にあり、そのせいかもしれないが、片山健さんをイメージさせるタッチですね。

『ふぶきがやんだら』あかしのぶこさく 福音館書店

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